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母の味を伝えたくて

 私は「讃岐」善通寺市の農家の三男坊に産まれ、田畑の手伝いもしないで
畦道遊び回っていた自分に置き換えた様な店名ですが、うどん(食事)を食べる時ぐらいは
仕事を忘れてのんびり食べて頂きたい意味を込めて名付けました。

  私の小さい頃は、どこの農家でも自宅でうどんを打っており、うどんは冠婚葬祭を問わず
日常の食事の一部でした。

 母親におんぶされて、うどんの生地を足ぶみ(腰を付ける)していた頃が思い出されます。
私にとって、うどんは母の味であり、それがたまたま讃岐うどんであった訳です。
いりこ(煮干し)だしに自家製醤油だけで味付けしたシンプルな味ですが、
腰のある太目のうどんにマッチしたあきのこない味です。その母の味が忘れられなく、
”野らぼー”を始めました。

善通寺 讃岐うどん。

瀬戸内海の塩といりこ。見渡す限りのこむぎ畑。うどん文化が生まれるべくして生まれた町。
うどんのふるさと、と言えるかもしれません。
社名でもある、善通寺といえば、空海(弘法大師)の生まれ故郷。
うどんは空海が中国から伝えた、という説もあるようです。

カラダにやさしく、おなかにたらふく。
親父ただいま!そんな気分でいらっしゃいませ。

香川の素材、味にこだわる 讃岐の名産といえば、うどんだけでなく、魅力的な郷土料理も多いです。おふくろの味として人気の高い「生油豆」や、エビのすり身を練りこんだ「赤ちくわ」などこれらはすべて逸品ばかりを香川から取り寄せています。